ヨモギを知らない人は
いないですよね。
ヨモギにはたくさんの効果効能があり
食べたり香ったり漬けたり…
昔から親しまれてきました。
ヨモギ成分の入った化粧品や
湿布などの商品もありますよね。
しかしそんなヨモギの花粉に対して
アレルギーもあるんです。
そんなヨモギ花粉アレルギーの
アレコレをまとめて見ました(#^.^#)
もくじ
ヨモギ花粉アレルギーってどんなもの?
ヨモギはキク科で多年草の植物です。
同じキク科のブタクサと一緒に
『秋の花粉症』の原因として
挙げられます。
春のスギ花粉も同様ですが
花粉症はこれまでの花粉の
積み重ねにより起こります。
体内の許容量を超えることで
アレルギー症状が出てきます。
なので
「今年から突然花粉症が始まった(*_*;!」
という方も多いです。
この花粉の許容量は個人で違います。
なので子供・お年寄り関係ありません。
主な症状は?
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ…
一般的なスギ花粉症と
あまり変わりませんね。
程度は人それぞれですが
症状がひどく日常生活に
支障をきたす場合は
医者に診てもらい薬をもらいましょう。
薬を服用することで症状は
抑えられます。
1つ重要なのが
ヨモギ花粉アレルギーは口腔アレルギー
(OAS)を引き起こしやすい
と言われています。
これはアレルギーの
原因物質(アレルゲン)と
食物の形が似ていることから起こります。
口腔アレルギー(OAS)ってなに?
花粉症になると
花粉から成る果実である
果物に対しても
アレルギーが
出やすくなることがあります。
リンゴ、モモ、サクランボなどを食べると
口の中やのどの奥、耳の中に
かゆみが出ます。
ひどい場合はじんましんや
腹痛、嘔吐なども起こることがあります。
これはアナフィラキシーショックを
起こしてしまう場合もあるので
注意が必要です。
秋の花粉症の方はセリ科の食物
『きゅうり、ニンジン、セロリ』などで
同じ症状が出やすいとされています。
これらを食べると15分以内に
症状が出てきます。
これまた花粉症と同様に
突然始まるケースが多いです。
今まで平気だから大丈夫!
とはいかないのが
難しいところですね((+_+))
ピーク時期はいつ?
8~10月なので
秋の花粉症ともいわれます。
この時期は暑いのでマスクをするのも
正直厳しいですね( ゚Д゚)
公園や土手など
私たちの身近な場所に
あちこち生えているので
この時期には極力
近づかないようにしましょう。
予防と対策は?
花粉症って本当に辛いので
できるだけ発症しないように
気をつけたいですね。
以下予防と対策について
お話していきます。
ヨモギの生えている場所には近づかない
ヨモギ花粉の場合スギと違って
飛距離があまりありません。
ヨモギの生えている場所には
自分から近づかないことです。
それでも完全に避けることは
難しいので
帰宅の際には玄関入る前に
服に着いた花粉をしっかり払いましょう。
そうすれば家の中まで
「ヨモギ花粉でツライ!」
ということは避けられます。
薬は症状が出る前に飲み始める
花粉症の薬は症状が出てから飲むより
症状が出始める2~3週間前から
飲むことが良いとされています。
私も花粉症ですが
「そろそろ来そうだなー
と思ったらおいで。」
と医者に言われます。
なので症状が出る前に
病院で薬をもらって飲み始めましょう。
アレルギー検査を受ける
くしゃみ鼻水だけだと
アレルギーとは思わずに
過ごしてしまう人も多いです。
口腔アレルギーの場合
自覚がなくて原因物質を
食べてしまうことが
症状の悪化にもつながります。
なので自分がどんなものに
アレルギーを持っているのか
知ることが大切です。
今は内科、耳鼻科、眼科
どこでも調べることが出来ます。
アレルギーを起こす食品を
知っておけば
口腔アレルギーを引き起こす
可能性を抑えることが出来ます。
ヨモギ成分の入った化粧品は使っても平気?
美容や健康に効果のある成分を
たくさん持っているヨモギ。
ヨモギの持つ殺菌、血行促進効果が
化粧品やシャンプーの成分として
使われることがあります。
保湿や腰痛・あせも等にも効くので
入浴剤や保湿ローションとしても
使われています。
「身近な植物だから安心!」
と人気もあります。
ですがヨモギ花粉アレルギーの方は
控えたほうが良いでしょう。
綺麗になるために使って
かぶれてしまっては
意味がありません(´;ω;`)
ちなみによもぎ餅の場合は
花粉のたんぱく質が含まれていなく
加熱することでアレルゲンの酵素が
失活するため反応が出にくいようです。
ですが絶対大丈夫!
ということではありません。
ご自身の体調に合わせて
判断してくださいね。
まとめ
今回は花粉の時期や
化粧品の安全性などについて
お話してきましたがいかがでしたか。
ヨモギ花粉アレルギーは
秋の花粉症とも言われます。
症状は春の花粉症と似ていますが
ヨモギ花粉アレルギーの場合
口腔アレルギーを併発しやすいので
注意が必要です。
口腔アレルギーはひどくなると
アナフィラキシーショックを
起こす場合もあるので
注意が必要です。
自分がどのアレルギーを
持っているのか知ることが大切です。
またヨモギ花粉の飛距離は
スギと違って短いです。
なので飛散のピーク時には
ヨモギの生えている場所には
近づかないようにしましょう。
そして帰宅時は服についた
花粉を落して室内に入りましょう。
ヨモギ花粉アレルギーの方は
ヨモギ成分入りの化粧品も
控えてくださいね。
ヨモギはたくさんの効果効能があり
大変魅力的ですが
美肌を求めてかぶれてしまっては
元も子もありません。
自分の体調を確認しながら
使ってくださいね。