最近よく聞く“ワンオペ育児”
そもそもワンオペ育児ってなに?
どうしてワンオペ育児になってしまうの?
ワンオペ育児に疲れて
“離婚したい”と考えている人が
続出しているようですので
お子さんのいらっしゃる
お父さんにも
是非とも
読んでいただきたいと思います!
もくじ
ワンオペ育児とは?
ワンオペとは
「ワンオペレーション」の略語で
「一人で家事と育児をしている状態」
を“ワンオペ育児”と言います。
(インターネットを中心に普及したワードです)
お父さんの仕事が忙しく
遅くまで家に帰ってこなかったり…
単身赴任で
ほとんど家にいなかったり…
周りに頼る人がいなかったり…
そうなってしまうと
育児はすべて
お母さん一人に覆いかぶさってしまい
心身ともに大きな負担となって
疲れてしまいます。
特に子供が小さいうちは
お母さんには心身ともに
休まる時間はありません()´д`()
産後のホルモンバランスの崩れによる
情緒不安定…
寝る時間もなくミルクの時間…
お昼寝中も
「ちゃんと呼吸はしているだろうか」
「うつ伏せになっていないだろうか」
という心配…
泣き止まないという不安と疲れ…
初産の人の場合は特に
何が正しいのかもわからない
手探り状態での育児です。
お母さんも
“ママ1年目”ということを
パートナーも理解することが
大切かもしれませんね!
ワンオペ育児になってしまう原因・要因
ワンオペ育児になってしまう
原因や要因は
どんなものがあるのでしょうか。
1、パートナーの仕事が忙しい
繁忙期があったり
残業が多い職場の場合は
なかなか家事・育児を
協力してもらうのは難しいもの…
仕事とわかっていても
不満を口にしてしまったり
心が不安定になったりしてしまいます。
お母さんは子供と2人の
小さな世界で生活していますので
家事・育児を手伝えない分
話を聞いてあげることで
心の負担を軽くしてあげる事が
できるかもしれません。
2、パートナーの単身赴任
子供の生活環境を変えないために
単身赴任を
選ばざるを得ない場合があります。
距離が近ければ
週末に帰ってくる事ができますが
遠方ではそうもいきませんよね…
仕方ないということはわかっていても
ワンオペ育児の孤独や
心身的負担から
どうしてもお母さん側の
フラストレーションが
溜まってしまいます。
お父さんも
妻と子供に会えない寂しさは
あるかもしれませんが
お母さんの不満を受け止めてあげる事が
大切になってきます。
3、パートナーの協力不足・理解不足
仕事が忙しいわけでもなく
休日も家にいるのに
家事・育児を
手伝わない旦那さんは要注意!
女が育児をして当然
女が家事をして当然
それモラハラですからヾ(`・3・´)ノ
「俺は仕事をしている」
と思うのであれば
「わたしは家事をしている」です。
お互い「夫=仕事・妻=家事」
をしているのですから
せめて育児は
一緒に行うように心がけましょう。
4、核家族
核家族が増える中で
どうしても頼れる人が
少なくなってきています。
子供を預かってくれる場所も
足りていないことから
にっちもさっちもいかず
一人で悩んでいるお母さんが
たくさんいるのです!
5、シングルマザー
現在では3組に1組が
離婚をすると言われています。
シングルマザーは
夫がいないわけですから
ワンオペ育児は避けられません。
しかし、そもそもが
“ワンオペ育児”が原因で
離婚している人も多いようです。
「家事や育児を頼んで、
イヤイヤ手伝う夫にイライラする」
という意見が多く聞かれるので
離婚を防ぐためにも
快く手伝うのもポイントですよ!
…というか、言われる間に手伝うのが
ベストですね(*θ∀θ)ノ
離婚したい!産後2年は要注意!
厚生労働省の調査によると
「子どもの年齢が0~2歳の時に
離婚する夫婦が34.2%」
と、最も多いようです。
なぜこの時期に
離婚が多いのかというと
産後の身体が完全に回復するのは“2年”!
こんなに時間がかかるんです。
身体だけでなく
誰にでも起こりうる
“産後うつ”も要注意です。
人によって症状は様々ですが
わたしの周りの産後ママさんは
「生まれてから、この子の命を守るという
不安で押しつぶされそうだった」
「夕方になると気持ちが暗くなり、
原因もなく涙が出てきた」
などの、自分ではどうしようもない
気持ちに陥ったと言っていました。
産後のホルモンバランスや
パートナーの協力不足から
夫婦仲が悪くなってしまう
“産後クライシス”に陥りやすいので
“離婚したい”と思われないように
妻を想いやる気持ちを
大切にしてみてください╰(*´︶`*)╯
まとめ
ワンオペ育児について
ご理解いただけましたでしょうか?
男性も仕事が忙しいのは仕方ありません。
帰ってきたら疲れていますよね。
でも1日中家事・育児をしている
お母さんには、休憩時間はありません。
話を聞いてあげてください。
「がんばったね」
「ありがとう」
と伝えてあげてください。
物理的に手伝えなくても
心は救われると思います。
夫婦で一緒に
子育てに奮闘してみてくださいね!