美容や健康にいいと多くの方に高い評価を得ているスーパーフードクコの実。
皆さんは1度は食べたり購入した事はありますか?
クコの実は購入するイメ―ジが強いのですが実は自分で育てる事ができるんですよ。
今回はクコの実の育て方、栽培方法をできるだけ詳しくご紹介しますので興味がある方は参考にご覧ください。
もくじ
クコの実の育て方・条件について
まずは基本的なクコの実の栽培条件や品種の選び方をご紹介します。
クコの実の栽培条件は
クコの実は原産地である中国で栽培されるイメージが強いのですが日本各地に自生しているので北海道を除いた日本全国で育てる事が可能です。
植え付け時期
クコの実は大体11月中旬~3月頃まで植えつけるようにしてください。
植え付け場所・方法
植え付けに適している場所は日当たりがよく、土壌の深い場所に植え付けるようにしてください。
特に土質に関して細かい指定等はありませんが酸性が強すぎる土壌は避けたほうがいいです。
さて植え付け方法ですが、まずやや深めの穴を掘って腐葉土や堆肥を多くすきこみ保水性を増して植え付けます。
クコの実は水を好む植物であるため植え付け後はたっぷりと水をあげるようにしてくださいね。
「垣根仕立て」・「半球形仕立て」にするのですが全刀定は12月~3月が適期なのですが生命力が強いので1年中前刀定は可能です。
クコの実を収穫できるのはいつ?
クコの実を育てる事が比較的簡単ですが、すぐに収穫できるわけではありません。
まずクコの実は発芽するまでに1カ月、そしてクコの実が収穫できるようになるのは約3年~4年かかります。
待ち遠しいですが、その分収穫時期の喜びをとっておけますね♪
クコの実を育てるのは簡単!
植物を育てるのは場合によっては、難易度が高くなかなかうまく育てられないと敬遠されがちですが、実はこのクコの実は初心者向けでおすすめなんですよ。
なのでいつも失敗する方、初めて栽培する方でも比較的簡単に育てる事ができます。
クコの実栽培の特徴
クコの実の栽培方法は先ほどもご紹介したように環境が適していれば(日当たりがよくて水さえきれなければ)本当に簡単に増えていきます。
クコの実を植えると横に茎をのばして発根していき株が大きくなっていくのが特徴で何度も芽吹き、刈り取りをしてもすぐ回復するんですよ。
クコの実を育てる上で極端に繁茂というのはないのですが数年もすると大きなコロニー状に育ちます。
※コロニーとは植民地という意味です。
クコの実を育てる上での注意点
ここではクコの実を育てる上での注意点をいくつかご紹介します。
肥料はなるべく控える
クコの実を育てる上で特に気を付けないといけないのは肥料は控えめにする事です。
肥料をやらなくても十分に生育するのですが実を収穫するのが目的であるのなら年に1回冬に腐葉土を土に混ぜ込んでいくか2月あたりをめどに緩効性肥料を与えてください。
※あまりにも肥料を多くやりすぎると花がさかなくなってしまいますのでその点だけは注意が必要です。
植え替えは1~2年に1回のペース
鉢植えで育てている場合は1~2年に1階のペースで植え替えをしてください。ちなみに植え替え適期は3月です。
日当たりには十分に注意
厚さや寒さに強いクコの実ですが、日当たりの良いところで管理や植え付けをするようにしてください。
あまり日光が当たらない場所で育てると先ほどの肥料と同様開花する事が減ってきます。
ハダニ・ダニ類に気を付ける
クコの実は頑健なんですがハダニが発生しやすいのも現実です。
このダニ類発生のせいで枯れるという事はないのですが見た目がすごく悪くなります。
もしこのダニ類が気になるようでしたら薬剤を散布してください。
(他にもアブラムシ・テントウムシダマシも発生します。)