2017年の8月29日早朝、
携帯からのjアラートの
サイレンに飛び起きました!
外からは防災無線も流れ、
戦争が始まったのかと怖かったです><
あれから毎日のように
北朝鮮のミサイル発射予報から、
jアラートについて、
テレビで紹介されていましたが
エムネットとjアラートの違いは
なんなのでしょうか?
北朝鮮の問題が毎日のように
テレビで放送される中、
エムネットとjアラーとの
違いを知らないのはまずいような…|ω・`)
緊急時に備えて
エムネットとjアラートの違いを、
わかりやすく解説していきたいと思います!
エムネットとは?
“緊急情報ネットワークシステム”のことを
通称「エムネット」と呼ばれ、
内閣官房(内閣総理大臣を直接補佐する機関)
が調整している行政専用の回線である、
いわゆる総合行政ネットワークです。
つまり、わたしたちに
直接通知が来るわけではなく、
総理大臣官邸と地方公共団体の間で
緊急情報をやり取りするためのシステムです!
日本全国の地方公共団体・指定行政機関
公共交通機関・報道機関などで、
緊急情報を配信しています。
今回の北朝鮮のミサイルの様な
緊急の情報だけでなく、
行政間で共有しておく情報も
エムネットを使って配信されているようです。
jアラートとは?
エムネットは行政間で行われる
緊急性の高い情報のやり取りですが、
jアラートは直接私たち国民に
緊急性の高い情報を速報するシステムです。
エムネットに比べ、
わたしたち国民に関連する緊急性の高い情報を
配信するために構築されたのがjアラートです。
情報の発信もjアラートの方が早く、
・エムネットは1分以内
・jアラートは5~23秒
とスピーディーに情報を
提供できるようになりました。
緊急地震速報と同じシステムで、
今回の北朝鮮によるミサイル発射でも
jアラートが発動しましたが、
誤作動した地域や、発動しなかった地域が
問題点としてテレビでも挙げられ、
大型地震や津波、北朝鮮による
ミサイル発射に備えて、
確実な情報提供が課題となっています。
エムネットとjアラートは別物
先にあったシステムが「エムネット」
このエムネットを受け取った地方自治体の職員が
市町村民に間接的に
緊急速報を配信する方法だったので
【国→地方自治体→市町村民】
という流れで情報が発信されていましたが、
情報を間接的に人間の手で配信
するのでは遅いしミスもある。
そのような観点から
「jアラート」のシステムが出来上がりました。
緊急速報の配信が
・国→行政防災無線自動起動
・国→メール配信自動起動
ができることにより、
スピーディーに確実に
情報を提供できるようになりました。
それならエムネットはいらなくないのでは?
と感じますが、現状では
エムネットとjアラートの
利用目的が異なるので
(もっとも緊急性の高いもはjアラート)
エムネットもjアラートも
並行して運用しているのです。
まとめ
北朝鮮によるミサイル発射により
発動した初めてのjアラート速報に、
何が起こったのか全く分からず、
何をしていいのかわかりませんでした。
せっかくjアラートというシステムが
活躍しているわけですので、
・どんな通知音なのか
・どのように対処すればいいのか
ということも知っておくことが大切だと、
身を持って体感しました。
jアラートがどんな音なのかは
こちらで紹介しています↓
こんな心配をすることになるのは
残念なことですが、
自分や家族を守れるのは自分自身です。
jアラートが発動した後は
自治体の防災無線が発動しましたが、
やはりjアラートの方がスピードが速いので、
すぐに対応する為にも、自分の携帯・スマホは
jアラートを受信する事ができるのか
確認しておくことが大切です。
Jアラート特集はこちら↓