七五三といえば
子どもに着物や袴を着せて
神社にお参りして
帰りに千歳飴を買ってあげる…
そんなイメージが強いですが
実は意外と親のやるお仕事は
沢山あります!
七五三は家族行事であり
「絶対にやらなければならない催しもの」
というわけではありません。
ですが暗黙の掟といいますか…
七五三をするならこれは外せない!
というような社会的なルールが
存在します。
その内の一つが「祖父母を呼ぶ」こと。
でも中には
祖父母を呼びたくない!
家族だけでひっそりと行いたい!
と思う人も多いかもしれませんね。
今回はそんな方のために
祖父母を七五三に呼ばないで
尚且つ人間関係にもヒビが
入らないようにする為の3つの方法を
ご紹介します!
もくじ
七五三に祖父母は絶対?
わたしは七五三って
父母娘・息子だけで行うものばかりだと
思っていたのですが
どうやら世間の風習は
そうではないみたいですね(^ω^;)
七五三を行う時は
連絡はもちろん予定が合えば
親戚にも参加してもらい
食事会まで開かなければ
ならないんだとか。
でもぶっちゃけ本当は
そこまで大掛かりに
パーティーするのは大変だから
ひっそりと済ませたいですよね。
だってメインは
「成長した我が子をお祝い」すること。
着物を着せたり写真を家族だけで
撮れたら満足なんですもんね。
親戚で集まってワイワイするのが
好きな人なら全然やっても構わないし
お呼ばれしてもらった祖父母も
嬉しいと思うんです。
でもみんながみんな
パーティー好きでもないし
祖父母と凄く仲が良い!
というわけではありませんよね。
本当は呼びたくないけれど
体裁を気にして渋々呼ぶのでは
あなた自身にとっても
祖父母にとっても
双方あまりいい事だとは思えません。
そこで七五三に祖父母は
絶対呼ばなければいけないものなのか?
気になる方のために
ハッキリお伝えしておきます。
呼ばなくても大丈夫です!
呼ばなければいけないなんていう
決まりはありませんよ!
ただ
「七五三では祖父母は呼んだ方がいい」
という意見があるのも事実。
では祖父母を呼んだ時の
メリット・デメリットは
どんなものがあるのか?
3つの方法を知る前に
おさらいしておきましょう。
祖父母を呼んだ時のメリットとは
以下
祖父母を七五三に呼んだ時の
メリットをご紹介します。
これを読んで
「やっぱり呼ぼう…」と思い直すか
「やっぱり呼ばない方がいい」
と決意が強まるかは
あなた次第です…
1.親戚付き合いが円滑に
当たり前ですが
祖父母を呼んだ場合は
親戚同士にヒビが入るといった
トラブルを避けることができそうです。
その家の文化によって感覚は
違うかもしれませんが
「七五三は我々祖父母も参加して当然」
と思っている人達だと
呼んでもらえなかった時に
「どうして何も言わずに
済ませてしまったんだ」
と気分を害してしまう
可能性があるかもしれませんよね。
「あの家は親戚付き合いや
親孝行ができない」
なんてレッテルを貼られて
裏で悪口を言われてしまうことも…
考えすぎかもしれませんが
実際に親戚同士だと陰口が
広まったりすることもあるんですよ。
そこで七五三に祖父母を呼んでおけば
「最低限の義理は果たした」
として安心できます。
陰口を叩かれても構わない!
親戚付き合いなんかしなくてもいい!
と強気に出れたらいいんですけど
子供が小さいうちは特に
何かしらお世話になるので
大きい態度には
なかなかでれませんよね…
2.金銭的に負担してもらえる可能性がある
これも家庭によってさまざまですが
大抵義理をはたしてくれる場合だと
七五三でかかる費用を
祖父母が少しばかり負担してくれる
可能性はあります。
例えばお祝い金だったりですね。
食事会を開いた時も外食だった場合は
「上の者が支払いを済ませなければ」
ということで
食事代をまとめて支払ってくれることも
あるかもしれません。
ただしこれも絶対ではありませんし
金銭面を期待して祖父母を呼ぶ
というのも
なんだか後ろめたい
気がしますよね(^ω^;)
祖父母を呼んだ時のデメリットとは
ちょっとえげつない話に
なってしまいますが
祖父母を呼ぶメリットって
体裁を守ることと金銭面を
期待することくらいしかないんですよ…
もちろん
「祖父母に我が子の成長を
報告できるじゃない!」
という意見もあるかもしれませんが
正直祖父母を呼びたくない
お父さんお母さんにとっては
メリットには感じられませんよね(-ω-;)
では次に祖父母を呼んだら
どんなデメリットが発生するか
考えていきましょう。
1.体力的・精神的に負荷がかかる
呼びたくもないのに
無理に呼ぶわけですから
当然精神的にも
大きな負担がかかりますよね。
本来なら子どもに
豪華なお着物を着せて
ちょっと写真を撮って
思い出に残せたら
それで十分なんですもの。
お父さんお母さん同士で
「ここまで無事に育って良かったね」
なんて語り合うだけでいいのに
祖父母を呼ぶとなると
おもてなしをしなくてはならないですから
言い方は悪いですが
余計な手間がかかるわけです。
子どもにおめかしさせたり
写真を撮るだけでも大変なのに
祖父母の接待までしなければならない
と思うと
当日はぐったりして
お祝いどころでは
なくなってしまいますよね。
2.費用がかさむ可能性も
「え!?
さっきは費用を負担してもらえる
メリットがあるって言ったじゃない!」
と思うかもしれませんが
絶対ではないんですよ。
むしろ祖父母を呼ぶことで
費用がかさんでしまう可能性の方が
大きいんです。
メリットといっても
「期待できる」というだけなので
実際には親戚付き合いを
上手にするためだけに呼ぶようなもの。
つまり体裁を守るために
沢山のデメリットが
発生してしまうわけですね。
祖父母を呼ぶことが当たり前で
むしろ呼びたい!
と思っている方からすれば
「なんて冷たい事を言うんだ!」
と非難されてしまうかもしれませんが
考えは人それぞれなので
仕方ありません。
本当は呼びたくないけど
周りがうるさいから呼ぶ…
というのもおかしい話です。
それなら気持ちに正直になった方が
いっそすがすがしいですよね!
ところでその「周り」とは
具体的にどんな意見を
もっているのでしょうか。
祖父母を呼ばないことについて周りの人の意見は?
わたしの知人に
少しばかり気性の荒い人が
いるんですが(笑)
彼に今回の七五三の件について
お話してみると
このような意見を頂きました。
わたしは普段から
最低限のマナーや義理事は
欠かさない性質ですが
今回の場合は
祖父母を呼びたくないなら
ハッキリと伝えるべきでしょう。
「申し訳ないけれど七五三は
わたし達家族だけでやりますから」と。
無理に呼んでも
仕方ないと思いませんか。
だいたい子どもは
自分達の子どもであって
祖父母の子どもではないんだから
自分達の方針で進めていいでしょう。
うーん…
そう伝えられたら
いいんですけどね…(´∀`;)
やっぱりハッキリ物を
言えない人にとっては
難しい選択なのかもしれません。
ただ
やはり呼びたくないのに
渋々呼んでも良くない!
という意見は心強いですよね。
こんな風に真正面から言うのは
厳しいかもしれませんが
他に親戚付き合いを
回避できる方法があったら
試してみたくありませんか?
親戚同士でヒビが入らないように
義理事に気を配り
尚且つ自分達だけで七五三を
満喫するにはどうしたらいいのか
以下に解決する方法をご紹介します。
祖父母を呼ばないで人間関係を保たせる方法とは!?
「あなた達は呼びません!以上!」
と言えたら苦労はしませんが…それでは
人間関係に亀裂が走ってしまう
可能性が大いにあります(;・ω・)
できればこれからも
長い付き合いをしていくわけですから
行事一つでいざこざなんて
起こしたくはありませんよね。
では七五三で祖父母を呼ばず
相手方に気分を害させない
振舞い方とは何か
詳しく見ていきましょう。
1.事前報告はしない
「え!黙ってしちゃったらマズくない?」
と不安になる方も
いるかもしれませんね。
事前報告ができて
「今回はわたし達だけでやりますから」
とわたしの知人のように断れたら
もちろん大丈夫です。
ですが断れない場合の方が
ほとんどだと思うんですよね。
電話などで報告してしまえば
「じゃあその日に合わせて行くよ!」
と言われてしまうかもしれませんし
うっかり言い方を誤れば
「わたし達祖父母は
邪魔っていうこと!?」
なんて怒りを買ってしまう
可能性もあります。
そういった危険を回避するためにも
七五三は秘密裏に
行ってしまいましょう。
ただそれでは罪悪感を抱いたり
後でバレてしまった時にどうしよう…
といった不安を感じてしまいますよね。
そこで2つ目の方法を見ていきましょう。
2.事後報告は欠かさない
「えー…七五三やったこと
バラしちゃったら
ネチネチ文句言われるんじゃないの?
秘密にしておいた方が
お互いのためになるのでは?」
いいえ
事後報告は絶対必要です。
秘密で七五三をやっていたと
気づかれた時のリスクを考えると
断然オススメします。
事後報告にも方法は3つありますので
自分に合ったやり方を選んでください。
以下に具体的な事後報告例について
ご紹介します。
電話で事後報告
電話はオーソドックスな
報告方法ですね。
実はあまりオススメしませんが…
というのも
孫の着物姿を見たわけでもない
祖父母からすれば
声しか伝わらない情報は
非常に寂しくなってしまうんです。
だからネチネチ言われてしまう
可能性が非常に高いんですよ。
「教えてくれたらよかったのに…」
って文句を言ってしまいたくなるかも
しれませんよね。
ネチネチ言うような人ではないとか
遠方の場合はこの方法でも
大丈夫かとは思いますが
心配な場合は更に以下の方法を
検討してください。
訪ねて事後報告
「ええ!出向くのは嫌だな…」
って感じるのがほとんどかも
しれませんが
実はこれが一番オススメなんです。
子どもと一緒に祖父母の家に伺って
「バタバタして当日を迎え
報告が遅れてしまい
申し訳ありませんでした。
子どもの晴れ姿よかったら見てください」
と現像した写真を見せるなどして
しっかり伝えられるといいですね。
孫の顔も見れたことだし
わざわざ出向いてもらった
ということで
わだかまりがなくなる可能性も
期待できます。
ハガキで事後報告
遠方でとても家に訪ねるのは
できそうにない…
という場合は
ハガキで報告するという手もありです。
写真屋さんで
子どもの着物姿を写した
ハガキを作って送れば
立派な事後報告にもなりますね。
ただしそれだけでは
やっぱり水臭いと思われてしまう
可能性もあるかもしれません。
念には念を入れて3つ目の方法も
試していきましょう。
3.プレゼントを贈る
報告だけでは物足りないので
プレゼントを贈っておいた方が
いいかもしれませんね。
そんな大それたものじゃなくて
大丈夫です。
七五三の時の子どもの写真を
アルバムにして
1冊贈ると
喜んでもらえるかもしれませんよ。
また事後報告した場合は
報告が遅れたことを詫びる手紙も
ちゃんと添えておきましょう。
事前報告する場合はこのポイントをおさえよう!
事後報告はどうしても不安…
という場合は
事前報告で失敗しない為の
ポイントをおさえておくといいでしょう。
1.日にち・場所は教えない
「七五三やるの?わたし達も行くわ」
と言われた時には
「場所はまだ決まっていないし
いつになるかもわからない」
とかわすことができます。
教えてしまったことで
当日黙ってやってくる祖父母も
世の中にはいるでしょうから…
2.仕事でスケジュールが合わないことを強調
これが一番大事なポイントです。
「日にちが決まったら教えて」
と言われた場合に
「主人の仕事が忙しく
数日前から予定を立てることが難しい」
とここでもかわせます。
前もって報告することが不可能である
ことを強調しておきましょう。
3.後でまた報告することを約束する
事前報告すれば
もう後は何もしなくていい!
というわけではありません。
当日の七五三がどうであったかも
教えてあげて
子どものアルバムを贈るということも
説明しておくといいでしょう。
ここまでやっておけば
礼儀を欠いていると
言われる心配はないと思います。
自分1人ではどうしてもできない…そんな場合は夫婦で協力を
事前報告しないでやるのも怖いし
事後報告で何を言われるのか
分からなくて嫌だ…
そんな場合は夫婦で協力して
乗り切りましょう。
父方の祖父母の場合はお父さんが
母方の場合はお母さんが先頭に立って
祖父母と話し合ってください。
自分の親なので
ある程度話しやすいと思います。
ただ話しやすいが故に
相手も
「息子なんだからそんなこと
言わないで!絶対行くよ!」
とムキになる可能性も
あるかもしれません。
そんな場合はお母さんが
父方の祖父母と話し合いましょう。
よそ行きの会話になって
案外話がスムーズに
進むかもしれませんよ(`・ω・´)b
相手の性格に合わせて方法も
変えられるといいですね。
まとめ
今回は七五三で
祖父母を呼びたくない場合について
お話してきました。
ヒビがはいるから
呼ばないわけにはいかない!
と思っていた方もいるかもしれませんが
方法によっては意外と解決策も
沢山あるんですよね。
今回の方法は七五三だけに限らず
他の行事でも応用ができます。
祖父母との関係でお悩みの方は
是非この記事を参考にしてくださいね。
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