770年以上の歴史ある伝統「博多祇園山笠」
櫛田神社に祀られている素戔嗚尊(スサノオノミコト)へ奉納される神事であり、櫛田神社は国の重要文化財でもあります。
1587年の「太閣町割り」が起源となり、全7区画で各々の山笠を作り奉納する為に道のりを疾走します。
そんな2019年の博多祇園祭りの日程と時間はどのようになっているのでしょうか?
博多祇園祭り2019の日程と時間や、追い山のコースやタイムを紹介していきたいと思います。
博多祇園祭り2019の日程と時間
毎年暑い時期が近づくとこの季節が来た!と思う博多祇園祭り。
そんな2019年度の博多祇園祭りの日程はこちらになります。
博多祇園祭りの全日程スケージュールはこちら
- 7月1日
注連(しめ)下ろし(早朝)
卸神入れ(夕方~夜)
当番町お汐井(しおい)とり(夕方) - 7月9日
全流お汐井とり(夕方~夜) - 7月10日
流舁き(各流により時間が異なります) - 7月11日
朝山笠(早朝)
他流舁き - 7月12日
追い山笠ならし(15時頃) - 7月13日
集団山見せ(15時頃) - 7月14日
流舁き(16時頃) - 7月15日
追い山笠(5時頃)
以上15日間の日程とおよその時間になります。
追い山のコース
全長5kmに渡るコースを1tの山笠を担いで走り、圧倒され目を見張るものがあります。
コースの流れはスタート地点が櫛田神社前になり、旧東町筋や旧西町筋を通り那珂川手前で廻り止めになります。
予行演習である追い山ならしでは本番である追い山より距離が短く、博多小学校前で廻り止めするそうです。
追い山の時間
最終日を飾る追い山は時間が近づくと共に緊張感と興奮が入り混じり、担ぎ手と観覧者の一体感はここでしか味わえないものがあります。
冒頭でもスケジュールで説明しましたが、
本番である「追い山」の開始時間は午前4時59分に始まります。
午前5時丁度ではなく、1分間は何か見た事ない方は不思議に思いますよね?
実は一番目に走るチームが全チーム代表で「博多祝い唄」を歌うから時間が中途半端なのだそうです。
この祝い唄も含め伝統ある儀式ですので是非見逃したくない瞬間だと思います。
午前6時より櫛田神社の能舞台では、荒ぶる神に捧げる「鎮めの能」が行われており、追い山笠の他にも見どころが満載です。
追い山のタイム
緊張感でドキドキしてしまう空気がこの全7チームによる競い合い。
5kmの道のりを全力疾走し、どのチームが一番早いかタイムを取ります。
手ぶらで走っている位のスピードで駆け抜けていく様は凄まじく、男らしさを感じれる瞬間でもありますね。
タイムは櫛田入りするまでの時間、5kmに渡る全コースタイムの2つを計測されており、櫛田入りするタイムが早いとそのチームが一番早いという傾向があるそうです。
毎年どのチームが走破するかを見る為に遠方から見に来られる方も多く、白熱した戦いを見ることが出来ます。
平均タイムは櫛田入りが「30秒台」、全コースが「30分台」となっています。
1tの山笠を担ぎ5kmを走っているのに30分を切るチームもいるそうで、毎年瞬きが出来ないほどの迫力です。
まとめ
博多祇園祭り2019の日程と時間や、追い山のコースやタイムを紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
男衆による全7チームの白熱した戦いと、奉納への熱意がとても伝わるお祭りだと思います。
博多祇園祭り2019の日程と時間や、追い山のコースやタイムをまとめると
- 日程は7月1日~7月15日までの15日間
- 時間は日によって異なるので上記をご覧ください
- 追い山コースは「櫛田神社からスタートし那珂川手前の全長5km」
- 追い山の平均タイムが櫛田入り「30秒台」全コース「30分台」
この様になります。
勿論街中を疾走する為交通規制もされていると思います。
遠方からお越しの方はホテル情報も要チェックです!
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